この1ヶ月,空気質が気になっている.
僕らが目で見ている風景は,構造体(建物群,海,山等)・光・空気質の3つによって構成される.
同じ構造体でも,同じ光,同じ空気質である瞬間は訪れない.
普段と変わらない建物群を見ているようで,実はその時にしかない風景なのである.
もっと言えば,そのときにしかない光と空気のバランスを見ている.
建築に与える影響は,光だけだと誤認していたので,空気質の存在は目から鱗であった.
首都大学9号館7階のベランダから見る多摩センター〜調布辺りの景色を,よく見るようになった.
澄んだ空気の朝は,あの建物まで見え,山の緑がくっきりと感じる.
霧が出た日は,いつも見えていた街がびっくりするほど見えなくなる.
冬の夜は空気が澄んでいるはずなのに,街は陽炎のように揺らめいている.これは後に,水分量が起因することだという結論に至った.
気になり始めた人は,「火星の夕焼けはなぜ青い」(著者:佐藤 文隆)を読んでみてください.冒頭に書いたような話の他に,わかりやすく気象の話が書いてあります.
練習の人生
10 年前
0 件のコメント:
コメントを投稿